兵庫県・神戸市政務活動費HPでの領収書公開

①兵庫県議会の政務活動費がHP上で公開されました。(7月4日)。収支報告書・会帳簿、領収書は平成28年度分から公開予定。

②神戸市議会の政務活動費もHP上で公開されました。(7月20日)。収支報告書・会派広告物・領収書が公開されましたが、領収書は全て会派名で、個人名は明らかにしていません。また、以前は領収書の個人名は公開されていましたが、非公開とされ、視察等の概要も非公開になるなど、情報公開が悪化・後退しています。そのため、市民オンブズマン兵庫は、神戸市の情報公開審査会に審査申立書を12月15日に提出しました。<

③市民オンブズ三団体で、11月7日に政務活動費の不適切な使用について、県議会議長に申し入れを行いました。選挙期間中の政務活動費を使用したガソリン代、高額なカーリース、県政報告書等の按分率等について是正を求めるものです。

④県内自治体(姫路市、加古川市、明石市、尼崎市、伊丹市、宝塚市、川西市、三田市の9団体)に対する政務活動費のネット公開を求める陳情書を11月28日に行いました。

⑤尼崎市議会は、政務活動費のネット公開を来年度から行うことを決定しました。
政務活動費領収書等のインターネットによる公開について

⑥市民オンブズ尼崎は、自民党及び維新の会の市政報告が、政務調査費の対象として問題がある(選挙活動の一環である)として、住民訴訟を提起しました。市民オンブズ尼崎・市民オンブズ西宮・市民オンブズマン兵庫は連名の抗議文を尼崎市議会維新の会に提出しました。

⑦兵庫県、神戸市とも政務活動費の使い方が慎重になり、返還率が上がっております。

⑧神戸市議会では、広報費を巡る不正受給を防ぐために、すべての印刷物を徹底調査する対策を公表しました。➡継続審議でうやむやに。

神戸市議会では、政務活動費不正防止へ 印刷物全量を確認を行うことを決定。
*政務活動費の2割削減は行わず。12月6日 期末勤勉手当の値上げを決定。

⑨神戸市議会では、政務活動費不正防止へ 印刷物全量を確認を行うことを決定。
*政務活動費の2割削減は行わず。12月6日 期末勤勉手当の値上げを決定。

⑩神戸市情報公開審査会に提出していた「公文書部分公開決定取消審査請求」結果は、以前は領収書の個人名は公開されていたものを、HP上では非公開とする結果を追認する内容で、情報公開の悪化・後退が顕著です」

⑪ 市民オンブズ尼崎が自民党及び維新の会の市政報告が選挙活動に当たるとして、神戸地裁に提訴した訴訟の判決が2018年4月11日にあり、一部勝訴しました。

⑫ 尼崎市が、約244万円の返還を命じた神戸地裁判決を不服として、2018年4月24日までに、大阪高裁に控訴する方針を固めた。